2009年05月12日

耕運機による事故の危険性について

耕運機は、機械の大小にかかわらず、ときに非常に危険をともないます。
耕す部分であるロータリーはとても硬く、それが高速で回転しています。


もしこれが身体に接触しようものなら、大怪我に繋がる事は想像に難くないでしょう。
骨折程度ならまだマシな方で、最悪切断という事態になりかねません。


実際、そういった事故は日本中で起きています。
原因は様々で、転んだり使い方を誤ったり注意不足だったりと、使用者の人為的なものもあれば、機械に不具合があり、使用者には何の不備もなかったにもかかわらず大きな事故に発展してしまった例も、少なからず存在します。


耕運機は、ほとんどの農家の方が所持している機械です。
そういう事もあって、その事故件数はトラクターに次いで二番目に多いとされています。


ですが、これはあくまでも事故として処理された件数です。
病院に行かない怪我の数を加味すると、恐らく最も多くなるでしょう。
耕運機は非常に危険な機械であるということが、これでわかるかと思います。


こういった事故を防ぐ為には、まず何よりも決して注意を怠らない事です。
日頃からメンテナンスを欠かさず、使用の際には細心の注意を払い、スイッチのオンオフは常に確認する。


耕運機を子供の手の届く場所には保管しない。
こういった事を守っておけば、事故の可能性は一気に減ります。


メーカーの怠慢で起こった事故に関しては、お気の毒としか言いようがないのですが、事前に作動を行う事で、大きな事故に発展する事を防ぐ事はできるでしょう。
機械に対しては、絶対に安全だという先入観を捨てる事が、事故防止へと繋がります。

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